痛い話ー3

高校生の頃の話です。


蚊取り線香を立てる金具が無くなり、高校生ロッキーは針金で自作しました。


太い針金を直径15センチくらいの「の」の字にぐるっと回し、真ん中に来るように先を曲げて、そこから垂直に立ち上げ、鋭く尖るように斜めにペンチで切る。
この鋭い針金に蚊取り線香を刺す。


こんな物を作って部屋で使っていました。










ある夜。


凄い豪雨で眠れない。


中原中也のトタンが煎餅じゃないけど、高校生ロッキーの家は屋根がトタン板。


豪雨なんかうるさくって眠れない。


イライラしてラジカセに手を伸ばしてラジオを着けた。


埼玉県南部、洪水警報発令中!


「マジ!」


窓の外を見ようとベッドから飛び起きた。


カチャーン♪
(足の下で)














ん?








もう一歩。

やっぱりカチャーン♪











手を伸ばして、暗闇の中、足の裏を探る。



…針金がついとるの。



おそるおそる、足の甲に手を回す。



痛くないし。















あら♪
出てんじゃん♪














針金の先っちょ(笑)












何も考えず、一気に足の裏側から針金を引き抜く!!









不思議と血は出ない(笑)














残ったのは、針金を握りしめてウガウガ言う、暗闇の中の高校生ロッキーと豪雨の音(笑)








笑える夏の思い出です。

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